2025年1月20日月曜日

相手の目線に立って考えるということ

「 不完全情報ゲーム」という概念を知っているでしょうか?

将棋や囲碁などが対戦相手の情報が公開されている(=完全情報ゲーム)のに対し、麻雀やポーカーのような隠匿された情報があるものを不完全情報ゲームといいます。

私はその手のゲームが大概好みなのですが、どこに差があるのかというとそれは「運」の要素が絡むところでしょう。

ですが丸っきり運任せな訳ではなく、確率(期待値)のような数学的な要素や、手札や行動の読みといった心理的な要素を突き詰めることで少なからず勝率を上げることができます。ここに不完全情報ゲームの面白さが詰まっていると言えます。



前置きはこのくらいで、タイトル回収です。

前述した「心理的な要素」を使って有利な判断をするためには、時に相手の視点に立って考えることが必要になってきます。

相手の手札が視覚的に見えているわけではないにしろ、手札の出す順番、手札の位置、目線の動き、所作…等々、推測に足る情報はいろいろとあるものです。

ボードゲームなんかでも、相手のやりたいことを考えて、それに合わせて妨害や時に利用協力をするのもいいですね。


自分の目的だけではなく相手のことを考えるのは難しいことですが、これはコミュニケーションにおいても同じことのように思います。ゲーマーとしても人としても、相手の視点を考えて行動できるようになりたいと思っています。(真面目)

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