小学生時分、毎年夏休みに祖父の家に行くと必ず読んでいた「のらくろ」
子どもの頃の脳に繰り返し刻まれているので、非常に愛着がある漫画なのですが
東京支社から歩いて行ける位置に
「田河水泡・のらくろ館」
(東京都江東区森下3-12-17 江東区森下文化センター)
なるものがあったことを、つい最近まで知りませんでした。
先日東京支社に行った帰りに寄ってみました。
区の施設の一角を、資料及び漫画図書館のコーナーとした感じのところで、入場料無料となっており、図書館には、作者の田河水泡ゆかりの漫画家の漫画が多くなかなか特徴的な本の揃いとなっていました。
(例えば弟子の長谷川町子や杉浦茂の漫画)
のらくろは、基本となる出世譚やコミカルな内容、見やすく躍動的な絵もさることながら
古い国語
・タイトル横文字は右から左に読む(例:「斯瓦毒のひ笑」)
・ルビが旧仮名遣い(例:慰問袋→ゐもんぶくろ)
もまた味わい深いので、機会があったら是非読んでみることをお勧めします。
※蛇足ですが 最初の「のらくろ上等兵」の頃はキャラの作画がまだ固まっておらず、おなじみの絵柄ではありません。 以降「のらくろ伍長」~「のらくろ探検隊」まで後ろに行くほど私の好みの絵柄でお勧めです。 その後の「のらくろ召集令」~「のらくろ喫茶店」はまた絵柄がちょっと変わってきます。
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